早稲田大学 建築学科 受験体験記 #8 AO入試 3

早稲田大学 建築学科 受験体験記 #8 AO入試 3
「俺、早稲田受かっちゃって〜♪」と、求婚中のキンジオライチョウ並に、胸を張って偉そうに歩いていたあの時の自分に言ってやりたい。

「お前、凡人だよ」と。

 こんにちは!
『、展』展示代表の榎並大空(えなみそら)です。この度、私の受験体験記を書かせていただく機会を頂けたと言うことで、とても張り切っています!
私はAO入試で合格したのですが、このブログを書いている他のメンバーもAOで入った人が多く、入試の内容、対策については、彼らが十分語ってくれました!

 なので私は、受かってからのこと、入学してからのことについて体験記を書かせていただきます!

いつぞやの自分

 私は福岡県の公立高校出身で早稲田大学建築学科にAO入試で合格しました。

 今まで早稲田大学に受かった人、そもそも目指した人がいなかった私の高校で、当時早稲田大学に受かった私が大注目されたのはとても気分が良いものでした。

 今まで私のことを知らなかった同級生も、後輩も、先生も、全員が私を認識するようになったのです

 人間にとって自信を持つことはとても大切です。しかし当時の環境は私に必要以上の自信をもたせてしまいました。周りより、絵が上手い。話が上手い。文章作成能力、発想力、コミュニケーション能力に長けている。

 そんなふうに思っていました。

 しかしながら、今なら分かる。

 当時の私はまさに「井の中の蛙」だったのです。

早稲田大学建築学科に入学して

 現在、そんな蛙は、当時の「井の中」をやっと抜け出し、大海に続く長い長い川の中腹にいます。

 それがここ、早稲田大学建築学科という場所です。

 とにかく、なんと言っても、凄いやつが多い!!!!

「凄い」と言うのは単に勉学に限った話ではありません。

 ここには勉学に限らず、自分の中に何かしらの「凄い」を持った人間が山ほどいます。

 例えば、絵を描くのが上手な人。プレゼン能力に長けた人。発想力が豊かな人。話をするのが上手な人。話を聞くのが上手な人。努力を怠らない人。自分を好きで好きでたまらない人。あとなんかよく分からないけど凄い人。etc.

 これら全部の基準が、私が高校で体感していたものよりも遥かに上でした。

 そして、私なりに面白いと思うことは、これら全部に当てはまるような完璧超人はいないことです。

「この人なんでもできるな」と言うような人は確かにいますが、そんな人でもどこか抜けている部分がある。

 しかし、これなら私は誰にも負けないという強みを、彼らは確かにもっており、それを胸を張って表舞台で言うことができます。

 これらの「凄い」は、彼らの今まで生きてきた20年間で培われてきたもので、それらを想像すると「凄い」という感想では留まらず、彼らのことを心から「尊敬」できるようになります。

 お互いに尊敬し合っていることも、私はこの場所の好きなところです。

だから面白い

 自分よりも上がいる。それも同学年で、遥かに上が。その事実は受け入れ難いものでしょう。

 しかしながらそれが事実であり、それを受け入れたからこその成長もあります。

 凄い人達に囲まれることは、プレッシャーにもなるが、同時に心強くもあって、今まで自分で知らなかった、自分の「凄い」を見つけるきっかけにもなります。

 逆に「この人なんでもできるな」と思っていた人が見せるちょっとしたスキなんかは、その人のとっつきにくいイメージを払拭する機会になったりもします。

 どんな凄い人でも何かしらのスキがあって、どんなにスキだらけの人でもずば抜けて凄いところを持っていたり。

 だからこそ私は面白いと思います。

早稲田大学建築学科への受験、入学を迷っている人へ

 自分は何かしら凄いと高を括っているそこの君。とりあえず来よう。ほんとに凄い人たちがこの世界には沢山いて、自分はまだまだ成長できるんだと実感することでしょう。

 そして自分はなんの取り柄もないと思っているそこの君。そんなことない。とりあえず来よう。さっきも述べたように、凄い人たちに囲まれることは、今まで自分で知らなかった、自分の「凄い」を見つけるきっかけになります。きっとあなたの「凄い」は目に見えにくいだけで確かにそこにあって。それを見つけてくれる友人に、きっと出会うことができます。

 文系と比べて同じ「大学」で分類して欲しくないほど忙しいけど、文系の暇な人たちが可哀想に思えるほど、ここは毎日が騒がしくて面白い場所です。見える世界が一変し、大きく広がります。

 まだ私も卒業は遠いですが、卒業した時にはきっと胸を張って「頑張った」と言える学生生活が、ここにはあります。

さいごに

 他の大学、他の学科を知らない私が、ここまで主観で語るのも、まだまだとても視野が狭いなと思わされる今日この頃です。

 それでも私は「この場所に来て良かった」と心から思うし、今の尊敬できる仲間たちとこうして展示会に向けて準備できることを幸せに思います。

 私で受験体験記は一周しました。明後日から二週目に入るということで、二度目の登場、我らのボス、松岡玉子さんにバトンを渡して締めたいと思います。

 ご精読ありがとうございました。