早稲田大学 建築学科 入学後 体験記 #6 展示会について

三週間ほど続いたこのブログのトリを努めさせて頂きます。2回目の榎並大空(えなみそら)です!
いよいよ明日は展示会当日!!
ということで今回 早稲田大学 建築学科 入学後 体験記 #6 はこの設計演習A展『、展』に参加したきっかけ、それからの日々を僕目線で紹介しようと思います!

 

展示会に参加したきっかけ

 2023年2月24日のスノボ旅行二日目。
 初スノボで大ゴケして卒倒していた私に、当時大学でも一度も話したことの無かった松岡さん(当展示会代表)から連絡があった。


 初対面にもかかわらず、要件も知らせず「伝えたいことがあるから電話していい?」なんて言うもんだから、当時の私はその距離の詰め方に若干引いたのを覚えている。

 それがこの展示会の幹部になる誘いだった。

 今思えば、その異常なほどの行動力とコミュニケーション能力こそ、松岡さんが代表だと周りに強く納得させる要因だと感じる。

 凄い人が沢山参加しているこの展示会だが、代表は松岡さん以外ありえなかったと、なぜか私が誇らしげに言える。

我が強すぎる面々〜早稲田建築アベンジャーズ、アッセンブル〜

 それから他のメンバーと顔合わせをしたのは4日後の2月28日、zoomにて。

 みんなの自己紹介から始まったそのzoomは、展示会まで半年以上ある最初の会議だったにもかかわらず、こんなところまで決まってしまった。(下の画像)

 瞬きしてる間にこれ作っちゃうんだからもうお手上げ。これは気合い入れないとまずいなと初回から思わされた。

 それから会議は定期的に開かれ、話し合いは一番大切な展示会の『題名』決めに……。

 これがもうほんと意見がまとまらない。みんながみんな好き勝手に意見して、譲り合いなんてありゃしない。話し合いの形式上、聞く耳は持つが、理解しようとはしない。みんながみんな自分が正しいと思っている。

 zoomと対面で幾度となく話し合いをする日々。無限ディベート地獄。

 この終わらない戦いに終止符を打つための苦渋の決断がその数日後に下された。

 全スタッフによる多数決。皆に与えられた選択肢は二つ。

 一つ目が当時採用されて現在も使われている『、展』。

 二つ目は『ハッピーラッキーワンダーワールド展』。

 こんな馬鹿みたいな二択になったことが、話し合いの壮絶さを物語っている。当時の幹部は話し合いすぎて、良し悪しの判断がつかなくなっていたのだろう。

 一度話し合いを開けばこういうことが起きる、我が強すぎる幹部七人。しかし今思えば、だからこそ集められた面々だと感じる。

 自分を正しいと信じ込み、どんなに馬鹿な発想でも堂々と議論に向かう姿勢は、誰しもが持てるものではない。

 明日からの展示会を作り上げたのは間違いなくこの話し合いの賜物であり、時に修羅場になり揉めたことも、この展示会が今の形になるのに必要なことだったと感じる。

今日から展示会本番!!

 その後も様々な話し合いが行なわれたのですが、これ以上は明日のネタバレになってしまうので、短いですがここで締めさせていただきます!

 今日言いたかったことをまとめると、明日からの展示会、隅から隅までこだわって、凄い人たちと一生懸命悩みながら完成させたものだということです!!

 半年前から始め、展示物の剪定、展示方法、紹介シートの文字フォントに至る細部まで一才の妥協なく話し合った、みんなの努力の結晶が詰まった展示会となっています!!! 設計演習A展2023『、展』明日開幕です!!!ぜひ足を運んでみてください!!!